ここからは、スポーツ!戸田アナウンサーです。お伝えします。まずは、バスケBリーグからお伝えします。
4年連続で、チャンピオンシップ・ファイナルに進んだ琉球ゴールデンキングス。おとといから、横浜アリーナで宇都宮ブレックスと対戦してます。おととい・きのうの試合の様子などをお伝えします。
天皇杯との2冠まで、あと2勝。チームの団結力で勝ち上がってきたキングス。2年ぶりの王座奪還に立ちはだかるのは、今シーズン・リーグ最高勝率で東地区を制した宇都宮ブレックス。3年前のチャピオンシップ・ファイナルで2連敗を喫した相手です。
おととい(24日)の第1戦、セミファイナルでけがをしたケヴェ・アルマがファイナルの舞台に戻りチームを盛り上げます。
試合は、第1クオーター、脇真大(わき・まさひろ)のレイアップシュートで先制(2点目)すると、再び脇のシュート(4点目)、ヴィック・ローの3ポイントシュート(7点目)が決まり試合を進めすが、宇都宮は、グラント・ジェレット(♯34)の3ポイントシュート(15点目)で逆転。
さらに、小川敦也(おがわ・あつや)(♯7・18点目)、日本代表の比江島慎(ひえじま・まこと♯6・24点目)が3ポイントシュートを決めらるなどして第1Q、宇都宮がリードすると、第2Qも宇都宮のゴール下で、素早いパス回しで得点を決め(31点目)高島紳司(たかしま・しんじ♯12)には、3ポイントシュート(34点目)を決められるなど、宇都宮のペースに。
キングスも、クーリーがオフェンスリバウンドを取って、みずから得点するなど奮闘しましたが、41-35とキングス・6点ビハインドで後半を迎えます。
第3クオーター、キングスは宇都宮の堅い守備の前にシュートの成功率を上げられず、このクオーター・10得点に抑えられ点差がさらに広がります。第4クォーターの終了間際に崎濱秀斗(さきはま・しゅうと/残り22秒)を投入して、逆転を狙いますが宇都宮の勢いを止めることはできず、第1戦は、81‐68とキングスは敗れました。
CSファイナル第2戦 横浜アリーナ キングスファン「沖縄市からです」「みんなでリバウンドを取って、きのうの悔しさをきょうにぶつけてほしい」
キングスファン親子「結果は負けてしまって残念ですが、きょう期待して気持ちを切り替えてがんばってほしいなと思います」「脇選手(が好き)」「3ポイントを入れてほしい」

キングスファン女性2人「きのうは3ポイントが入らなくて残念だったんですけど、まだまだ行けると思うのできょうは勝って下さい!」「きょうは絶対勝ちます!」「Go!Go!キングス!」
沖縄サントリーアリーナでは、沖縄からも声援を送ろうとパブリックビューイングが行われ、多くのファンが詰めかけ声援を送りました。
3年前の雪辱へ、あとがなくなったキングス。第1クォーター。ジャック・クーリーのシュートで先制すると、(2点目)宇都宮に連続でシュートを決められますが、キングスは小野寺祥太(おのでら・しょうた11点目)平良彰吾(たいら・しょうご)の3ポイントシュート(21点目)で逆転に成功し、1点リードで第1クォーターを終えます。
しかし、第2クォーターに入ると、宇都宮の得意のスリーポイントで逆転を許し、一気に突き放しにかかる展開になりますが、キャプテン小野寺祥太(おのでら・しょうた)と脇真大(わき・まさひろ)の決死のルーズボールダイブなど気迫のプレーでチームを鼓舞します。終了間際(残り時間2分30秒ぐらい)、荒川颯(はらかわ・はやて)がチームに勢いを与える3ポイントを決め、43‐35と8点差で前半を折り返します。
第3クォーター、ヴィック・ローの3ポイント(38点目)でキングスが流れを作ると、松脇圭志(まつわき・よしゆき)も3ポイントシュート(45点目)、ヴィック・ローの同点となるダンクシュート(57点目)を決めるなど1点差まで詰め寄ります。
最終クォーター、キングスは荒川颯(はらかわ・はやて)が立て続けに3ポイント(66・69点目)を決め、逆転すると一気に主導権を握り、最後は12点差をつけ勝利。日本一まであと1勝としました。
キングスファン男性「きのうの(試合を)見て、きょうは自信がなかったんですけど、第4Qの2分間はバッチリでした」「県民に感動を与えられる試合をもう1回宜しくお願いします」
キングスファン夫婦「最高でした」「荒川選手の速攻がもうすごかったです」「諦めずがんばってほしいです」「トロフィー待っています」「Go!Go!キングス!」

桶谷HC試合後会見「颯がビックショット決めてくれて一気に流れがこちらに来たところもあるので、まずは前半耐えてくれた選手を褒めてあげたいというゲームでした」
脇真大選手試合後会見「8点差だったので、まだ全然行けるぞという声掛けをしてもらって全員が出だしから入れた」「僕たちがやらないとファンも熱くなれないですし、僕たちが見せていくことによってファンも熱くなれると思うので第3戦、僕たちが熱くなってファンにも熱くなってもらえれば」
キングスが、第1戦目を落とした際、3年前の「2連敗」を思い出してしまいましたが、きのうの試合で一気に払しょく!改めて団結力のチームであることを証明してくれました。
2年ぶり2度目の王座奪取と天皇杯との「2冠」まであと1勝のキングス。宇都宮と雌雄を決する第3戦はあす午後7時5分ティップ・オフ予定です。