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ダイビング中に水を飲んでいないのに、肺に水が溜まり呼吸ができなくなる事象について、原因究明や対策などを行なうため、県警は病院と大学との間で連携協定を結びました。
協定を結んだのは県警と琉球大学病院、そして名桜大学です。
県警などによりますと、ダイビングなどの水難事故で水を誤って飲んでいないのに、肺に水が溜まって呼吸ができなくなる「肺水腫」になる事例があり、こうした症例は水泳誘発性肺水腫「サイプ」と呼ばれています。
ただ、医学的な疾患概念が確立されていないことから、今回、三者で情報共有をしながら原因究明を行い、今後、予防策や一時救命処置要領を作っていきたいとしています。
警察が、水難事故防止を目的に医学官の連携協定を結ぶのは全国でも初めてです。