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2025年7月に開催される与那原大綱曳の最初の行事・「アブシバレー」が執り行われ、地区の関係者らが、地域の繁栄を祈願しました。

「アブシバレー」は、450年以上の歴史がある与那原大綱曳の行事のひとつで、虫を払って豊作を祈願します。

行事を行う日取りとなった旧暦の4月15日の2025年5月12日、与那原町内13の区長で構成された大綱曳の実行委員会メンバーが、町内にある御殿山や親川などの5つの拝所を回り、果物や酒を添え五穀豊穣や子孫繁栄などを祈願しました。

そして、最後に海岸でバナナの茎と葉で作った小舟に虫を乗せ、沖に流して厄払いをしました。

大綱曳実行委員会・照屋勤委員長は「虫を追っ払って農作物がいっぱいできて、米も高くなってますので、米がうまくすくすく育って皆が幸せに美味しいご飯を食べれたらいいかなと思い祈っている」と述べました。

2025年の与那原大綱曳まつりは、7月26日・27日に開催する予定で、7月27日には祭りの見どころ大綱曳が行われます。