ことしは沖縄が本土に復帰してから54年となります。きょうは、復帰前と復帰後の数字を比較しながらどのように沖縄が変わってきたかを見ていきます。
まずは、人口です。復帰の年・1972年の県内の人口は、97万人でした。今年4月時点の推計人口は146万1000人あまりでおよそ1.5倍に増えていることが分かります。
現在、沖縄本島にある那覇市や沖縄市など、9つの市の人口を足し合わせるとおよそ103万人と、本島の市だけで復帰当時の沖縄全体の人口を超えているのが分かります。
続いては経済関連です。県内で生み出された商品やサービスの付加価値の総額、県内総生産は復帰当時は4459億円でしたが、2022年には4兆4615億円と、およそ10倍になりました。
また、入域観光客数は復帰の年には44万人でしたが2025年は、1093万人となっていて現在では、観光が県経済を支える柱となっています。
県民所得関連そして気になる世帯収入や消費支出に関しても見ていきましょう。復帰当時の世帯収入は12万8000円あまり。消費支出は9万3000あまりでしたが2025年の世帯収入は49万1000円あまり、消費支出は23万5000円あまりと、収入はおよそ3.8倍、支出は2.5倍まで増加しました。
ただ、全国平均と比較すると収入は65万3000円あまりと20万円以上開きがあり支出に関しても、8万円ほど差が出ています。
そして、本土復帰から現在にかけてどれくらいモノの値段が変わっているのか見ていきましょう
まず物価水準ですが、データが残っている1975年を「1」とした時に2025年には「1.98倍」となっています。
商品別でみると、1973年時点でのランチョンミートは1缶あたり127円、ゴーヤーは1キロ510円、トウガンは1キロ127円でした。
これに対し、2021年時点では、ランチョンミートが2.7倍の340円ゴーヤーが1.5倍の791円となっています。
お米については(1973年)那覇市の10キロの価格が残っていて840円2025年には、5キロ価格で5059円となり単純計算で、12倍以上となっています。
