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島の子孫繁栄と五穀豊穣を願う来間島の伝統行事「ヤーマスプナカ」が、22日から始まりました。

ヤーマスプナカは来間島を興したとされる3兄弟・長男スムリャー・次男ウプヤー・三男ヤーマスヤーの家を中心に行われる伝統行事で、毎年旧暦の8月か9月の甲午の日に始まります。

三兄弟の次男ウプヤーの子孫、砂川輝夫さんの家には多くの親族が集まり神歌にあわせて神酒が振る舞われました。

そして、この1年間に2人の赤ちゃんが誕生したことが報告され、子どもたちの健やかな成長とこの先の子孫繁栄を願ってクイチャーを踊りました。

砂川輝夫さんは「家の人としてとてもうれしく思っています。歓迎しています。遠く離れている人もいるし、都合によって(島に)来れない人もいるが、子孫代々引き継ぐということで、沖縄本島に住んでいても来ている」と話しました。

ヤーマスプナカは、9月23日に集落内を練り歩くパレードが行われます。