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少女に性的暴行をした罪で懲役5年の一審判決を言い渡されたアメリカ空軍兵の控訴審・初公判が7月30日開かれ、被告は改めて無罪を主張しました。
起訴状などによりますと、アメリカ空軍の兵長ブレノン・ワシントン被告(26)は、2023年12月、沖縄本島の公園で当時16歳未満の少女をわいせつ目的で誘拐し、自宅で性的暴行を加えたとして、わいせつ誘拐と不同意性交等の罪に問われています。
一審の那覇地裁は、わいせつ目的での連れ去りの犯意を認めた上で「犯情は重く到底実刑をまぬがれない」と懲役5年を言い渡し、ワシントン被告は判決を不服とし控訴していました。
7月30日の控訴審・初公判で被告側は「母親の証言と被害者証言との不整合点を見逃している、信用性評価を大きく誤った結果有罪と判断された」と改めて無罪を主張。
検察側は、判決は合理的なものであり違反する点は認められないと控訴棄却を求めました。
裁判は即日結審し、9月10日に判決が言い渡されます。