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コザしんきんスタジアム 6月15日(日) 1回戦 那南5連 対 辺土名

6年ぶりに単独出場を果たし、夏の1勝をめざす辺士名は那覇工業など5校との連合チームと対戦しました。

1回、辺士名の先発はエースでキャプテンの宮城海#1(みやぎ・うみ)対するは3番・座安翔大#7(ざやす・しょうだい)甘く入ったボールをレフト前へ運ばれ、さらに守備のミスで進塁を許します。

夏の高校野球 各球場で熱戦続く

打席には長打力がある4番・粟國奏哉♯2(あぐに・かなや)エースの意地で三振を奪います。

辺土名は3回ウラ、この回先頭の宮城。ライトの頭を抜ける3ベースを放つと、続く4番・2年生の比嘉空琉(ひが・くうりゅう)がセンターへの犠牲フライ!先制に成功します。しかし、その直後。守備が乱れ、ワイルドピッチやエラーが重なり逆転を許します。

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1点を追う辺士名は5回ウラ、この日当たっている4番・比嘉空琉#2(ひが・くうりゅう)レフトへのタイムリー3ベース!同点に追いつき試合を振り出しに戻します。

その後、連合に1点を返されますが、7回ウラ。相手のエラーでランナーをため1打逆転のチャンス。打席には1年生・宮城幸大(みやぎ・ゆきた)

辺士名1年宮城幸大選手「打とうという気持ちで(打席に)立ちました」「変化球は捨ててストレートを待って自分の打ちたいボールだけを絞って打ちました」

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タイムリー2ベースで逆転に成功します!

1点リードで迎えた9回、19年ぶりの勝利まであと3つ。この回も宮城がマウンドに上がります。気迫のピッチングで先頭打者から三振を奪いますが、制球が乱れ一打同点のピンチ。続く打者をショートゴロに抑えますが、守備がほころび同点に追いつかれます。

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マウンドの宮城は足がつりこのイニングで降板。辺土名はこの回一挙4点を奪われ、追う展開となります。

9回、なんとか点を返したい辺土名。応援団の声援もより一層大きくなり選手たちを後押しします。ヒットなどでチャンスをつくり1点は返すものの、あと一本が出ず。19年ぶりの勝利はなりませんでした。

宮城海主将「最後まで諦めずにプレーできたのでよかったです」「(後輩に来年)夏の大会で1勝できるように一生懸命日々の練習をがんばってほしいです」

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沖縄セルラースタジアム那覇 6月15日(日) 1回戦 糸満 対 ウェルネス

那覇で行われた、好カード・糸満対ウェルネスの試合。ウェルネスは、初回1アウト、1、3塁のチャンスを迎えますが、糸満のピッチャー平原疾風(ひらはら・はやて)に、4番・5番を打ち取られチャンスを生かせません。

すると糸満はその裏、先頭バッターの上村好和(うえむら・こうわ)が、センターオーバーの3ベースヒットを放ちチームを勢いづけます。つづく、2番・吉原碧(よしはら・あお)の放った打球は、ラッキーなヒットで糸満は、わずか3球で先制点。このあとも、もう1点追加し、主導権を握ります。

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なんとか追いつきたいウェルネスは3回、1アウト1・3塁とチャンスをつくると、ここで初回にヒットを打った3番・長山武蔵(ながやま・むさし)が、レフトに犠牲フライを打ち、1点差に詰め寄ります。つづく4回。相手の2つのエラーで、2アウト1・2塁の場面、1番・上地守隼(うえち・もりと)がセンター前にヒットを放ち同点に追いつきます。

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このあと、両チーム得点を上げられないまま迎えた8回裏。2アウトで4番・金城拓篤(きんじょう・たくと)がセンター前ヒット。守備が打球を処理に戸惑っている間に2塁まで進塁します。続くバッター5番・仲間大登(なかま・ひろと)が、放った打球はセンターへ!ウェルネス・センター今津祐希(いまず・ゆうき)がホームへ素晴らしい送球をしますが、判定はセーフ!

糸満、均衡を破る1点をもぎ取ると、9回のマウンドに上がった、糸満・2年の渡慶次貴帆(とけし・たかほ)が、140キロ近くのストレートを生かして打者を打ち取り試合終了。糸満がウェルネスを3対2で破り2回戦に勝ち進みました。

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コザしんきんスタジアム 6月15日(日) 1回戦 那覇国西 対 八重山農林

八重山農林は那覇国際と那覇西の連合チーム「那覇国西(なはこくさい)」と対戦。試合が動いたのは3回、八重農は8番・宮良健琉#4(みやら・たける)がフォアボールで出塁すると、先制のチャンスで1番・上原拓海♯7(うえはら・たくみ)レフト前ヒットで先制します!

対する連合チームは6回、この回先頭のキャプテン・知念尚汰♯4(ちねん・しょうた)がライト前ヒットで出塁。内野安打や送りバントなどで1アウト2・3塁のチャンスを作ります。打席には5番・當間秀太郎(とうま・しゅうたろう)

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那覇国西 當間秀太郎選手「自分がストレートだと思ったら信じて打つだけなので、変化球よりストレート待ちでした」

八重農は守備が乱れ、同点に追いつかれます。さらに6番・青木春人(♯3あおき・はると)のゲッツー崩れの間に連合チームが逆転。1点を追う八重農はランナーをためるものの、あと1本が出ず。1点差で敗れ、初戦突破はなりませんでした。

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沖縄セルラースタジアム那覇 6月15日(日) 1回戦 宮古 対 沖縄工業

那覇で行われた第1試合、宮古対沖縄工業。宮古は、沖縄工業の先発・知念の立ち上がりを攻め1アウト・2、3塁のチャンスをつくると4番・内間恵佑(うちま・けいすけ)5番・与那覇寛太(よなは・かんた)の連続タイムリーで2点を先制します。

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一方、沖縄工業もその裏に1点を返すと続く2回同点に追いつき、なおも1アウト満塁のチャンスで3番・八木龍王(やぎ・りお)がセンター前に2点タイムリーを放ち勝ち越します。その後も、毎回得点で重ねた沖縄工業が、宮古を圧倒。12対2、5回コールドで2回戦に勝ち進みました。

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