著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

あさって(14日)開幕する夏の高校野球・沖縄大会。きょうは去年秋の九州大会で2年ぶり4度目の優勝を果たし「春の選抜」でベスト16に入った沖縄尚学です。「甲子園通算30勝」を目標にこの夏も甲子園の舞台を目指します。

九州王者として臨んだ選抜。1回戦は青森山田に勝利しましたが、2回戦では去年秋の神宮大会で優勝した横浜と対戦。粘りの野球で1点差まで詰め寄るもあと1本が出ず。ベスト16で終えました。

上位・下位を問わず得点でき勝負強さと粘り強さを武器に第1シードとして夏に挑む沖縄尚学。優勝候補に間違いはありませんがチームに油断はありません。

沖縄尚学比嘉監督「ラスト!ラスト!これだよ」再び夢の舞台を目指す気持ちは比嘉監督も同じです。

めざせ甲子園!沖縄尚学「甲子園30勝に挑む夏」

沖縄尚学比嘉公也監督「選抜に出場していることでマークされていると思うけど、自分たちにできることを精一杯やって、1つでも多く勝ってまた夏の甲子園に出られたらいいと思っている」

投手陣の柱は最速150キロの左腕・末吉良丞(すえよし・りょうすけ)1年生の秋からエースを担い神宮大会ベスト8入りに貢献するなど大舞台での経験が豊富です。直球とスライダーを投げ分け、カーブで緩急をつけながら打ち取ります。

沖縄尚学末吉良丞選手「速い真っ直ぐでどれだけコーナーをつくことができるか、幅を広げる変化球をどのように投げるかを意識して投げている」

めざせ甲子園!沖縄尚学「甲子園30勝に挑む夏」

さらに選抜・横浜戦で先発し、140キロを超えるストレートが武器の右腕新垣有絃(あらかき・ゆいと)との2枚看板で勝利を呼び込みます。

一方の打撃陣は秋の九州大会4試合で8打点、打率7割8分6厘をマークした頼れる主砲・比嘉大登(ひが・たいと)「公式戦での4番は高校に入って初めてのことで緊張したけど4番だからといってやることは変わらない」「やることを甲子園で意識して(打席に)立っていた」「バットの出し方を一番大切にして逆方向に強く打つことを意識している」

めざせ甲子園!沖縄尚学「甲子園30勝に挑む夏」

さらに選抜・青森山田戦で2点タイムリーヒットを放ち勝利に貢献するなどチャンスに強い安谷屋春空(あだにや・はるく)1年生から末吉とバッテリーを組み、チームの要に成長した山川大雅(やまかわ・たいが)甲子園の打率は4割を超え、長打力が持ち味の阿波根裕(あはごん・ゆう)など、強力クリーンナップで流れを作り得点を奪います。

1年生からベンチ入りしU-18代表候補の眞喜志拓斗(まきし・たくと)は誰よりも大きな声でチームを鼓舞しています。

沖縄尚学眞喜志拓斗主将「3年生を中心に全体のチームワークがあるのが一番の魅力」「1年生の時から(ベンチに)入らせてもらって、憧れの3年生たちと甲子園に行かせてもらっていろいろ経験ができたので、3年生になった今、甲子園に出場して全国制覇をめざしてやっていけるように全員で頑張っていきたい」

めざせ甲子園!沖縄尚学「甲子園30勝に挑む夏」

打撃や走塁の意識を高めキャッチボールでは次のプレーを意識した練習に取り組んでいます。練習後にはチームの秘密兵器とも言える「豆乳」を摂取。必要な栄養素もしっかり補給しています。

選手「でーじ(とても) まーさん(おいしい)」「健康にいいので」

めざせ甲子園!沖縄尚学「甲子園30勝に挑む夏」

仲間とともに辛い練習を乗り越え目標に向かって全力で走り続ける選手たち。再び甲子園の舞台を目指します。

眞喜志拓斗主将「中学校の頃から憧れだった沖縄尚学に入学ができて、3年間育ててもらって最後の夏を迎えることで自分たちの集大成、自分のやってきたことをプレーで見せて全員で優勝を目指して頑張っていきたい」

比嘉大登選手「(甲子園で)日本一を全員で目標にしている」「自分たちは選抜に出場したけど勝って甲子園に行かないと意味がないので、沖縄予選をしっかり勝ち抜いて甲子園に戻ってプレーしたい」

めざせ甲子園!沖縄尚学「甲子園30勝に挑む夏」

末吉良丞選手「春の選抜で1勝することができて、甲子園通算27勝ができた夏の選手権で甲子園通算30勝を目指して夏の甲子園優勝を目標にやっていこうと思う」

「優勝するぞ!オー!」

沖縄尚学は糸満と春の大会ベスト4・ウェルネスの勝者と対戦します。

QABでは今年もあさってから毎週土曜日の夕方4時に「速報めざせ甲子園!」を放送します。熱戦の行方に注目して下さい!

夏の沖縄大会はいよいよあさって開幕です!

めざせ甲子園!ウェブサイト

めざせ甲子園!沖縄尚学「甲子園30勝に挑む夏」