※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

西田議員は「予定がある」として姿を見せませんでした。

自民党の西田参院議員がひめゆりの塔の展示内容を歴史の書き換えなどとした問題で県議団は5月29日上京し、賛成多数で可決した抗議決議を自民党の森山幹事長に手渡しました。

県議会は5月16日、自民党の西田昌司参院議員がひめゆりの塔の展示内容を「歴史の書き換え」などとした一連の発言をめぐり「謝罪と発言の撤回」などを求める抗議決議を賛成多数で可決しています。

5月29日、上京した県議団のメンバーは自民党の森山裕幹事長の元を訪れ石破総理宛ての抗議決議を手渡しました。受けとった森山幹事長からは「そういった発言があってはいけない」と謝罪があったということです。一方で西田議員については「予定があり対応できない」と返答があったと明らかにしました。

山内末子県議「県民の代表であります抗議決議を受け止めて頂き、しっかりと謝罪を聞くというのが私たちの目的だったが、日程の都合上というだけで本人には会えなかった。それこそが、西田議員が反省していないのではないか、改めて憤りを持っている」

県議団のメンバーはこのように述べ「慰霊の日にはぜひ沖縄にきて、発言の撤回と県民への謝罪をしてもらいたい」としています。