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沖縄のビジネスシーンにすっかり定着した「アレ」が鳥取県でも導入されたというニュースから。その理由にはビジネスを通した縁と鳥取ならではの事情がありました。

沖縄の「アレ」を取り入れたのがこちらの会社「海産物のきむらや」です。沖縄の伊平屋島や久米島産のもずくを主とした水産加工製品の販売やモズクに含まれる有効成分フコイダンの研究開発にも取り組んでいます。

こちらが事務系の社員が働くオフィス。沖縄の「アレ」というのは皆さんが着ている制服ですね!はい、そうなんです。

社員の皆さんが着用しているのはかりゆしウェア。この会社では今月1日からクールビズの一環でかりゆしウェアを社員の制服に採用しました。背中には会社のロゴ、首元にはモズクがあしらわれています。その着心地は?

社員の手島桃子さんの感想「沖縄サミットで着用されたということは正装としても使えるというのを知った時に制服としてもおかしくないのではと感じました」

社員の石倉拓登さんの感想「スゴイ軽い素材で風通しも良いですし、肌に触れている部分がなめらかというか着心地が良かったです」

海産物のきむらや木村美樹雄代表取締役は「那覇市よりも35度を超える猛暑日が多い土地柄になっておりますので、働きやすさの観点からシャツを中に入れなくてもフォーマルな格好になるかりゆしウェアを活用して沖縄の良いものを広めていくという誇りを胸に、社員一同この夏を乗り切りたいと考えています」と話しました。

沖縄が誇るモズクが縁で、鳥取県に広がったかりゆしウェア。その着心地の良さゆえに他の企業へも広がる可能性を秘めています。

鳥取県の気候はこのところの温暖化の影響があってか夏は35度を超える猛暑日が多いのが特徴でおととしの夏は猛暑日34日を記録したほどだそうです。

ことしも暑い夏が予想されているのでかりゆしウェアで快適に過ごしていただきたいですね。