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2024年2月、那覇市の住宅街の工事現場で、見つかった不発弾の処理作業が行われました。濱元晋一郎記者は「多くの人が住み小学校も近くにある住宅街の一画で不発弾が見つかり、処理作業が行われています」とリポートしました。

那覇市与儀の工事現場で見つかったのは、アメリカ軍が沖縄戦で投下したとみられる全長44センチ・重さ35キロの5インチ艦砲弾です。処理作業を前に付近の道路は交通規制され、消防や市の職員が近隣住民に避難を呼びかけました。

2024年4月から、耐爆容器の中で不発弾の信管をリモートで破壊する新方式の処理方法が導入されていて、避難が必要な範囲が従来の3分の1以下の半径25メートルほどになりました。

午前9時40分ごろから陸上自衛隊の不発弾処理隊員が作業を進め、10時20分ごろ完了ました。不発弾処理は、18日は、恩納村でも行われ、5月は那覇市鏡水でも予定されています。