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与那国町の比川地区周辺に新しい港を造る構想について、8日、周辺住民の代表が糸数町長に説明を求める要望書を提出しました。

与那国町の比川地区に隣接する場所では、新しい港の建設が構想されていて、政府が自衛隊の利用を前提に整備を支援する特定利用港湾の候補にもなっているとみられます。

8日、比川地区の代表が与那国町役場を訪れ、「地区の先月の臨時総会で、住民に説明がないことに疑問が相次いだ」などとして、糸数町長に詳細の説明を求める要望書を提出しました。

面談は非公開で行われ、糸数町長は、地区への説明については前向きな姿勢を示した一方で、特定利用港湾については「国から詳しい説明がないので説明はできない」と話したということです。

比川自治公民館・崎枝和成館長「いまの自然環境を残してもらいたいという意見が圧倒的」「比川の将来がかかっている」「計画の段階で本当は(説明を)やってもらいたい。町なり国から説明してほしい」

比川地区では、28日までの説明を町に求めています。