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平和の礎に刻まれた沖縄戦など戦争で亡くなった24万人あまりの名前を23日間かけて読み上げる取り組みが行われます。

この取り組みは、糸満市摩文仁の「平和の礎」に刻まれたひとり一人の名前を読み上げることで、戦争で犠牲になった命について考えるとともに平和を発信しようというものです。

22日に実行委員会が会見を開き、3回目となる2024年は、6月1日午前9時から糸満市場「いとま~る」で名前の読み上げを開始し、最終日となる慰霊の日には平和祈念公園内で行うことを発表しました。

沖縄「平和の礎」名前を読み上げる集い実行委員会の町田直美さん委員長は「世界情勢を少しでも平和に向けて、話し合いによる外交というものを私たちは発信していきたいと思っています」と話します。

名前の読み上げは1日11時間を予定しており、全員の名前を読み終えるまで23日間かかる見通しで、2023年は延べ3882人が参加しました。読み上げは国内外からオンラインでの参加も可能で、運営ボランティアなども募っています。