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「例外的な場合」とされる訓練の実施は、4カ月連続となります。アメリカ軍は、2024年3月14日午後、嘉手納基地でパラシュート降下訓練を実施しました。

船越遼太郎記者は「アメリカ軍の兵士9人がパラシュートを使いゆっくりと嘉手納基地へ降下していきます。嘉手納基地での訓練実施は4カ月連続です」と伝えました。

アメリカ軍は、2024年3月14日午後、嘉手納基地でパラシュート降下訓練を実施し午後3時半すぎに9人、その15分後に6人など兵士がパラシュートを使い基地に降り立つ様子があわせて4回確認されました。

パラシュート降下訓練は日米両政府の合意で基本的に伊江島補助飛行場で行うことになっていて嘉手納基地での訓練は「例外的な場合」に限られています。アメリカ軍は「伊江島補助飛行場の滑走路の状態が悪く航空機の離着陸に適さない」などと理由を挙げ、2023年12月から、4カ月連続で訓練実施となります。

県は、2024年3月13日に沖縄防衛局や外務省沖縄事務所などに対し嘉手納での訓練を行わないことや伊江島補助飛行場の滑走路が整備されるまでは県外、国外で訓練を行うよう軍に働きかけるよう要請しました。

これに対し沖縄防衛局などは、今回の訓練も、「例外的な場合」に該当するとのこれまでと変わらない認識を示したということです。