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琉球ゴールデンキングス 北海道戦連勝 天皇杯準決勝への課題

あさっての天皇杯準決勝、川崎戦を控えている琉球ゴールデンキングスは週末、レバンガ北海道と対戦しました。

まずはおとといの第1戦、第1Q終了間際、特別指定選手で大学4年生の脇真大から、昨シーズンレバンガ北海道所属だった荒川颯へ。新加入選手が躍動します。

第3Qには、中に切り込んだ岸本隆一の背面パスでリング下のアレックス・カークへ。相手を完全にだますおしゃれパスです。終始リードしたキングス、94対84で快勝しました。

きのうの第2戦、スターティングメンバーに注目していただきたいのですが、おとといに引き続き、身長の高い選手が3人いる「3ビッグ」。2月4日のアルバルク東京戦から4試合継続していて、ここまでのリーグ戦3連勝につながっていると好感触です。

第1Q、アレックス・カークから今村佳太にパスがつながり、ファールをもらいながらシュートも決まる「バスケットカウント」。さらに、ヴィック・ローの3ポイント(13点目)が決まります。きのうの試合序盤は「3ビッグ」が機能してキングスが勢いをつけました。10点リードで第1Qを終えます。

しかし第2Q、相手の3ポイントが決まりだし、キングスがシュートできずにボールを奪われるターンオーバーも増えると、逆転を許し、1点のリードを許して前半を折り返します。

第3Qもなかなか最後で決めきれない場面が目立ち、一進一退の攻防となります。そんな中、最後に勝負を決めるのは、今村の3ポイント(キングス78点目)。これがBリーグ通算3000得点達成のポイントとなりました。

接戦をものにし、久々のカード2連勝です。

今シーズンは簡単に勝たせてもらえないですね。若手選手も多く出ている中で、ミスの連鎖を止めるチーム力を上げていかなけれなならないと桶谷HCは話していました。その上で、天皇杯準決勝、川崎ブレイブサンダースとの試合が控えていますが、桶谷大HCと岸本選手は明後日の天皇杯準決勝の勝負のポイントを挙げました。

桶谷大HC「ディフェンスをしっかりやり続けること。ディフェンスで我慢してできることやり続けながらビッグクオーターを作られないことをやった時に、自分たちがオフェンスで良い流れが来るんじゃないか。『まずディフェンス』ということをやり続けたい」

岸本隆一選手「アタックファースト。相手がやってくることに対して自分たちがアジャストしようとしていたら試合が終わっちゃうと思うので、とにかく自分たちが先に仕掛ける」