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今年もQAB紫雲旗争奪高校柔道選手権が開かれ、日本武道館を目指す熱戦が展開されました。

県立武道館おととい、今年で46回目を迎えたQAB紫雲旗争奪高校柔道選手権。離島を含む10校から男女あわせて40人ほどの選手が出場し、日々の稽古の成果を発揮しようと熱戦を繰り広げました。目指すのは全国の舞台。3月に東京・日本武道館で開かれる全国高校柔道選手権は高校柔道三大大会の1つに数えられています。

沖尚の牙城に挑む那覇西

今大会では世界選手権の銀メダリスト・七戸龍(しちのへ・りゅう)選手など多くの柔道家を育てた横田三四郎(よこた・さんしろう)さんが12年ぶりに那覇西に戻り、沖縄の高校柔道をけん引する沖縄尚学に挑みます。

那覇西横田三四郎 監督「勝つことに対しての貪欲さを植えつけて九州・全国で勝てるようなチームに育てていきたい」

男子団体 沖縄尚学対那覇西

それでも圧巻の強さを見せる沖尚。安定した試合運びで全国への切符を手にします。男子66キロ級には去年の高校総体を制した那覇西の知念琉稀(ちねん・りゅうき)が登場。

沖尚の牙城に挑む那覇西

那覇西 2年知念琉稀選手「自分の柔道を貫き通して徹底したい」

対するは県新人大会で優勝した沖縄尚学の小平健太(こひら・けんた)

沖縄尚学 1年小平健太選手「自分の目標は昔から日本一になることなので絶対にここを勝って夢を叶えるためのスタートラインに立てるように絶対勝ちたい」

互いに闘志を見せましたが、最後は一瞬の隙をついた小平が小内刈(こうちがり)で勝利しました。個人戦の優勝者と団体戦を制した沖縄尚学は、3月19日に開幕する全国柔道選手権に出場します。

沖尚の牙城に挑む那覇西