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県内の電力会社が大地震や津波による停電被害が発生したと想定し、従業員の安全を図りながら早い電力の復旧を目指す防災訓練を行ないました。

社内アナウンスで「本日午前9時1分、沖縄県全域に大津波警報が発表されました」と流れました。

この訓練は沖縄電力と関連企業の職員およそ200人が参加し、午前9時ごろ沖縄本島近海で震度5強の地震が発生し、30分後には津波が到達するという想定で行われました。

まず、職員の安全を確保するために高い場所への避難を行い、災害対策本部となるビルで会議を開き被害や今後の見通しを確認した上で、職員は身の安全や事故防止を図りながらいち早い電力復旧に向けた訓練を行ないました。

沖縄電力・防災危機管理室の松原淳室長は「いかに人員を集め動員して当たるかが大事になってくる。まず社員の安全を確保して復旧に当たっていくことが大事だと考えている」と話しました。

いざという際の対応力向上のため参加した職員は真剣な表情で取り組んでいました。