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国の重要無形文化財の保持者、いわゆる「人間国宝」に認められた「首里の織物」の祝嶺恭子さんと「琉球古典音楽」の大湾清之さんの2人が、玉城沖縄県知事に認定の喜びを報告するとともに、後継者の育成に力を注ぐ思いを新たにしました。

11月29日に人間国宝に認められた祝嶺恭子さんと大湾清之さんの2人はきょう、県庁で玉城知事と面談しました。伝統ある「首里の織物」の高い技術を持つ祝嶺さんは「沖縄戦で焼失した織物を復元する使命に追われた」と話しました。

人間国宝「首里の織物」・祝嶺恭子さん「今後は後継者を育てることですね、使命として頑張りますのでよろしくお願いしたします」

また、大湾清之さんは戦前に残された琉球古典音楽の文献や音源資料をもとに演奏の形式や技法の研究を進めて「理論に基づいた演奏を伝えたい」と意欲を語りました。

人間国宝「琉球古典音楽」・大湾清之さん「一人でも多くの人に元々あった演奏理論にもとづいた演奏を伝えていきたい、開設していきたいと思っています」

玉城知事は「後進が大きな背中を見つめながら学んでいける存在であり続けてほしい」と話しました。