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暴力団抗争に巻き込まれた沖縄県警の警察官2人が拳銃で打たれて殉職した事件から11月23日で33年となり、慰霊式が行われました。

1990年11月に沖縄市で起きた3代目旭琉会の内部抗争で、警戒にあたっていた2人の警察官が対立組織の構成員と間違われたために銃で撃たれ殺害されました。

11月22日の慰霊式では、沖縄県警察本部の幹部などおよそ30人が参列して慰霊碑に花を手向けて祈りを捧げました。

県警本部・下地忠文刑事部長「この慰霊碑に込められた思いをしっかりと次世代に語り継ぐとともに、安全で住みよい沖縄県の実現を目指して不断の努力を続けていく所存でございます」

事件をめぐっては2人の警察官を殺害したとして又吉建男容疑者(74)が全国に指名手配されていて、県警は引き続き捜査を継続していきたいとしています。