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再生可能エネルギーの活用や環境に配慮した経済活動などへ複数の金融機関が共同で投資する仕組みをシママース本舗が沖縄で初めて活用することになりました。

この仕組みは、PIF、ポジティブ・インパクト・ファイナンスといい、持続可能な開発目標SDGsに貢献するプロジェクトや企業に対する投資や融資を主軸とした新しい金融形態のひとつです。

2024年創業50年を迎える糸満市のシママース本舗青い海は、商工組合中央金庫や沖縄銀行、琉球銀行など5行の金融機関とPIFを締結し22億円の融資を受け、工場をリニューアルして工場から排出されるCO2の削減を目指します

青い海の又吉元榮社長は「(融資は)経済的な成果だけでなく地域社会の健全な発展・環境の保護など多岐にわたる社会的な価値を追求するものです」と話します。

工場のリニューアルでは塩の製法を平釜から立釜にすることで油脂燃料の使用量を大幅に削減することが可能となりCO2の削減を最大30%目指したいと話しています。