※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

首里城再建に大きな役割を果たした鎌倉芳太郎を広く世間に知らせようと有志が顕彰会の設立総会を那覇市で開きました。

鎌倉芳太郎は、1898年に香川県に生まれ戦前、研究者として琉球の文化遺産調査を行い、焼失する前の首里城や工芸品などを記録した資料が、首里城正殿の復元に大きな役割を持っています。

8月7日、那覇南ロータリークラブが鎌倉芳太郎の功績を多くの人に知ってもらうための顕彰会を設立する総会を開きました。

その中で、役員選出が行われ会長には県立芸術大学・名誉教授の波照間栄吉さんが選ばれ、「鎌倉先生の学恩、芸術文化に捧げられた功績を日本全国に広めたい」と述べました。

会では、2024年夏から秋ごろに県立芸術大学の敷地内に顕彰碑を建てることを目指しています。