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台風6号 遠ざかっても生活への影響が残る 船・路線バスに乱れ 停電も続く

一度通過した台風が戻ってきたことで雨風に長時間さらされた沖縄本島地方では土砂崩れが相次ぐなど影響が長期化しています。

8月6日に沖縄本島北部に線状降水帯が発生するなど県内各地で強い雨が降り続き、土砂崩れが相次いで発生しました。うるま市では8月6日午後4時すぎに起きたがけ崩れに車が巻き込まれて運転していた高齢女性が立往生する事態に陥りました。女性にけがはなく、自力で脱出できたということです。

また、名護市の国道449号では道路の冠水で土砂が覆いつくしたために全面通行止めになっています。現在、土砂を取り除く作業が行われています。

市民生活への影響が長期化しています。本島を走る主要4社の路線バスは沖縄自動車道の通行止めや土砂崩れで那覇空港と名護市や本部町を結ぶ高速バスと本島北部を走る一部の路線で運行を見合わせています。

県内では停電が長引いています。午前11時の時点で本島中北部を中心に周辺離島など3580戸が停電しています。沖縄電力が復旧作業を進めていて8月7日夜までかかる見込みだということです。