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台風の影響で海上は、しけの状態が続いています。海で漁ができない、県内の漁業関係者は頭を悩ませています。

那覇市泊の泊いゆまちは、普段だとマグロを買い求める客でにぎわいますが、台風の影響で2023年7月30日から漁に出られずセリも無いため24店舗ある鮮魚店も8月4日の営業は10店舗だけで施設内はひっそりとし様子を見せていました。

そのような中でも沖縄の魚を目当てに海外からの観光客が刺身を買い求め食事を楽しんでいました。

泊いゆまち・當山清管理責任者は「台風が早く移動しますと若干(セリ)が早くなるとは思いますかもしれませんけど、今の状況からそう言う判断しか出来ません」と述べました。

以前、マグロ漁船に乗っていた當山さんは、自身の経験から「10メートルの波があっても漁に出ることはある」と述べた上で「このままの進路で台風が進むと余波の影響で船が出せない」と台風の行方に注視したいと話していました。

泊いゆまちに店を構える鮮魚店の男性は8月4日、本土から空輸で鮮魚が入ってくる予定だが目当ての魚が入荷できるか微妙で在庫がいつまで残るか分からないと難しい顔をしていました。