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嘉手納基地で戦闘機などの騒音が激化しているとして、嘉手納町議会は19日、国などに抗議する意見書案と抗議決議案を全会一致で可決しました。

嘉手納基地では、F15戦闘機の段階的退役に伴うF35などの巡回配備機に加え、常駐機と外来機が入り混じり昼夜を問わず騒音が激化しているとして嘉手納町議会は国や県に対し意見書案と抗議決議案を全会一致で可決しました。

嘉手納町議会基地対策委員会當山均委員長は「(米軍の)傍若無人な基地運用は受忍限度をはるかに超えており、我慢に我慢を重ねてきた町民の怒りは頂点に達しつつある」と述べました。

嘉手納町の騒音測定調査によりますと、2023年5月の1日の平均騒音発生回数が、巡回配備前の2022年10月と比べ屋良で2.1倍、兼久で2.2倍となっています。