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新型コロナウイルスが5類に引き下げられて以降、沖縄県内で再び感染が拡大していることから県が改めて感染対策の強化に乗り出すとともに3密の回避など基本的な対策の徹底を呼びかけました。

池田副知事「コロナ以外の感染症も増加しており、強い危機感を持っております。このまま感染の拡大が続くと、コロナ重症の入院患者のみならず、救えるはずの命を救うことができなくなる事態が現実となる恐れがあります」

池田副知事は医療現場のひっ迫がさらに深刻化する懸念があることから新型コロナの再拡大に「強い危機感を持っている」と述べました。

新型コロナの法律上の位置付けが5類に引き下げられて以降、沖縄県内では感染が再び拡大していて、6月19日から6月25日までの7日間で定点あたりの報告数は39.48人で、全数把握に換算すると一日あたり1430人が新たに感染していることになります。また、宮古地区では本島及び八重山地区と同じく医療フェーズを一番高い「レベル5」に引き上げることが決まりました。

池田副知事「今一度、推奨される場面でのマスクの着用や手洗い、3密の回避などの基本的な感染対策を実践し、新型コロナウイルスにうつらない、うつさない、医療機関を潰さないために、ご協力よろしくお願いいたします」

沖縄県は体調が優れない時には外出を控えることや重症化リスクの高い高齢者との接触を控えること、新型コロナワクチンの積極的な接種を求めるとともに通勤時など混雑したバスやモノレールの車内といったマスクが推奨される場面での着用を呼びかけています。