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那覇市出身の報道写真家・石川文洋さんと県内の学生たちがベトナムを巡り命と平和の尊さについて考える取り組みを開催するのを前に、主催者が参加を呼びかけました。

那覇市出身の報道写真家・石川文洋さんは、戦時下のベトナムをはじめ多くの戦場を撮影するなど写真を通して平和を伝え続けています。

6月11日沖縄市で会見が開かれ、石川さんと県内の大学生などが2024年3月、ベトナムで平和研修を行うことを発表しました。それに先立ち、6月12日から5日間、県内の大学や高校などで講演し、これまで撮影してきた戦争や紛争地の写真を紹介しながら、学生らと戦争の実相や平和について考えます。

報道写真家・石川文洋さん(85)は「写真を見てもらいながら、学生たちに戦争の悲劇を想像してもらいたいと。想像する力というのが戦争を防ぐ力になっていくのではないかと私は思っています」と話しました。

主催者の「アレン奨学会沖縄」によりますと講演を聞いた学生は、研修参加への応募ができます。また、2023年6月15日にはうるま市で一般向けの講演会も開かれる予定です。