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沖縄県の与那国島に追加配備する計画を進めている陸上自衛隊の地対空ミサイル部隊をめぐって5月に行われた住民説明会で集まった有事の際の安全確保に関する質問などに国が町のホームページを通じて回答しました。

防衛省は陸上自衛隊の地対空ミサイル部隊を与那国島に追加配備する計画を進めるため5月15日に説明会を開いていて島の住民が実施前から多くの質問を寄せていたことから町のホームページで回答することになり6月5日に内容が公開されました。質問に全部で29項目に及んでいて”ミサイル基地ができることで攻撃される不安がある。島の安全をどう保障するのか”という質問について「抑止力を高めることで日本への攻撃の可能性を低下させるものであり島民含む国民の安全につながる」と回答していました。ほかにもミサイル部隊が使うレーダーについて「安全上の問題はなく、電波が人体に影響を与えないよう法律や指針を遵守する形で運用していく」と回答しています。

さらに、北朝鮮が通告している”衛星ロケット”に対応するため与那国島に配備されている迎撃ミサイル「PAC3」については「ミサイルが発射される可能性がないと判断されたら展開を終了する」としています。