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新型コロナウイルスに感染した沖縄県内の患者は5月28日までの1週間における推計で2620人にのぼることがわかりました。1医療機関あたりだと依然として10人を超える水準が続いています。

沖縄県によりますと5月22日から5月28日までの間に県内54の定点医療機関で確認された新型コロナの感染者は559人で、前の週をやや下回りました。県全体の感染者の推計は2620人と前の週より120人少なくなっています。

1医療機関あたりの患者は「10.35」人と依然として10人を超える状況です。地域別に見ると最も多かった宮古保健所が「14.50」人で次いで、南部保健所の「13.79」人、八重山保健所の「12.33」人、北部保健所の「9.60」人などとなっています。特に、八重山保健所と北部保健所は前の週の2倍に増えていました。

5月28日時点で県内全体の入院患者は重症1人を含む250人で病床使用率は33.7%でした。宮古地域と八重山地域では感染状況が悪化しているため、6月1日から医療フェーズが「3A」に引きあげられています。