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4月3日から本格的に新年度が始まるなか多くの人が新しい生活をスタートさせています。そのうち、県庁の辞令交付式では、コロナ禍で2022年・2021年と規模を縮小しての実施でしたが、2023年は、3年ぶりに新採用された職員が全員出席して行われました。

玉城知事は「常に時代や社会の要請を的確に捉えながら柔軟な発想で職務にあたっていただきたいと思います」と新職員に訓示しました。今回、採用されたのは154人で新職員は、期待と不安が入り混じった表情で式に臨んでいました。

新採用職員の前川瑞希さんは「楽しみな気持ちももちろんあるんですけど、不安な気持ちもあって先輩方に頼っていきながら仕事できたらと思っている」と述べました。

新採用職員・照屋涼己さんは「ずっと憧れだった県庁職員になれたので、生まれ育ってきた沖縄をよりよい街づくりするためにも小さな力なんですけど大きく貢献していければと思っている」と話しました。

新入生代表・島袋七海さんは「沖縄という地域に根ざした活動を盛んにおこなう沖縄大学で学ぶことができうれしく思います」と話しました。

那覇市の沖縄大学では、4年ぶりに保護者も参列した入学式が行われました。式で山代寛学長は、「大学は自分の可能性を最大限引き出せる場所。卒業までの旅路をともに歩もう」とエールを贈りました。

新入生男子は「自分久米島からきてまして久米島のために貢献したい(大学で勉学に取り組んで)将来は久米島町役場につきたい」と話しました。

大学によりますと2023年の新入生は659人でこれから始まる大学生活に期待を膨らませていました。