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基本的な感染対策がされている場合には緩和されます。玉城知事は2月2日会見で県の新型コロナの対処方針の見直しを発表しこれまで50%までとなっていた大声ありのイベントの収容率の上限を撤廃すると発表しました。

玉城知事は「先月中旬以降、新規陽性者数は減少傾向が続いており、直近1週間の先週比は1月14日から1以下で推移するなど、県内では新型コロナの勢いは弱まっていると思う」と述べました。

玉城知事は、2月2日の会見で現在の県内の感染状況についてこのように述べたうえで本島圏域の病床使用率は30%を超えていて状況を注視する必要があると述べました。

そのうえで県は、政府の対処方針でイベントへの制限が緩和されたことを受け2月2日の対策本部会議で県の対処方針を見直しこれまで大声ありのイベントの場合、収容率50%までとする制限が基本的な感染対策が講じられている場合は撤廃されることになりました。

また県が設置している2カ所の広域ワクチン接種センターをそれぞれ2023年2月中で終了することも発表されました。

県は、今後も商業施設などでの出向き接種は継続する考えでワクチン接種の検討を呼びかけています。



沖縄 新型コロナ新たに331人感染


知事会見 大声ありイベントの収容率上限が撤廃

沖縄県内では2月2日新たに331人が新型コロナに感染したことがわかり16日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。

県によりますと2月2日の新規感染者は331人で先週と比べて72人減りました。331人の感染者のうち重症化リスクが高い人に限定した人数は80人でした。直近1週間の新規感染者数は2396人で人口10万人あたりだと161・31人となりました。

2月2日時点で重症2人、中等症110人を含む入院患者は189人で病床使用率は29・7%になり、警戒レベルが最も下の「感染小康期」に下がりました。

自宅療養者の推計は2095人で宿泊施設で療養している人は85人などとなっています。