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過労死などの防止対策について考えるシンポジウムが那覇市で行われました。

このシンポジウムは沖縄労働局が開いたもので、はじめに県内の労災補償請求について精神障害によるものが10年間で10倍になっていることが紹介され、その理由についてはいじめやパワハラなどが挙げられると報告しました。

また、教師だった夫を日々の激務が原因の高血圧性脳出血で亡くした家族が体験談や課題などを語りました。福岡過労死を考える家族の会・安徳晴美代表は「ぜひとも命を軽んじない職場であってほしいと思います。そして社会であってほしいと思います。大切な人を失った私たち遺族が切望するのは過労死ゼロの未来です」と話しました。

また医学博士の近藤雄二さんは「休息に必要な睡眠を確保するためには勤務拘束外の生活時間が一定時間必要だ」として勤務間インターバルの必要性を語りました。