※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

本土復帰前に沖縄に駐留していたアメリカ軍関係者が撮影した写真の展示会が中城村で開かれています。

企画展「元米兵が見たOKINAWA」は、沖縄に駐留していたアメリカ軍関係者が1945年から1960年代にかけて沖縄本島と宮古で撮影した写真300点を紹介するものです。

展示されている写真は2022年4月にNPO法人・琉米歴史研究会が中城村と北中城村に寄贈したおよそ4万点の資料の一部で、当時の沖縄の農村や賑わう街並みの風景、子どもたちの表情などが沖縄のリアルな日常を見ることができます。

護佐丸歴史資料図書館澤岻大佑・学芸員は「当時従軍していた米軍関係者が沖縄の各地に赴いて、自分の興味の赴くままに撮影されたものになっています。風景も素晴らしいですし、映っている人々のひたむきで力強く生きているウチナ-ンチュの姿をぜひ、見ていただけたらなと思います」と話しました。

護佐丸歴史資料図書館では、撮影された年代や場所が不明なものも多く、情報提供を呼びかけています。

写真展は2022年12月4日までの開催です。