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海外に暮らす県系人が5年に一度、沖縄に集い交流する世界のウチナーンチュ大会まであと5日です。海外でも三線文化を広げてほしいと三線の普及に取り組む団体から、沖縄を訪れているカナダの県系人に10月26日、三線が贈られました。

県庁を訪れたのはカナダ沖縄県人連合会のメンバーで、世界のウチナーンチュ大会に参加するため沖縄を訪れています。

三線の寄贈は、沖縄の文化を継承し活動する海外の県系人を支えようと「世界の兄弟へ三線を贈るプロジェクト」が2014年から毎年行っているもので、2022年は、カナダの県人会に三線10丁が手渡されました。

カナダ沖縄県人連合会・辻本ヒロ副会長は「(訳)カナダ沖縄県人会を代表して感謝申し上げます。今回いただいた三線を宝物として大事に使い、子や孫にも受け継いでいきます」と話しました。

面談した川上睦子文化観光スポーツ部統括監は、「1年延期となり待たせたが、お迎えすることができてうれしい。いつも沖縄のことを思って下さりありがとうございます」と述べ、参加を歓迎しました。

前回大会から6年ぶりの開催となる世界のウチナーンチュ大会は、2022年10月31日から11月3日まで行われます。