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コンビニエンスストアなどから出る食品残さを電気エネルギーに変えるバイオマス発電の施設が完成しお披露目されました。

落成式のテープカット浦添市に完成した食品残さを再利用するバイオマスプラントは沖縄初の食品リサイクル事業を展開する財全エネシフトがセブン‐イレブン沖縄などの協力を受けて実現したものです。

店舗から出た消費期限切れの弁当や総菜などを約20日かけて発酵させてメタンガスを作り出します。発生したガスを燃焼させて電力に変換するほか発電の過程で出た消化液は土壌改良剤として再利用し、農地などに活用します。

浦添市内にあるセブンイレブン11店舗から資源となる食品残さを回収することになっていて沖縄初の環境負荷の少ない循環型社会の実現が目標です。

財全エネシフト・遠山忠宏取締役「離島を含めて災害時にエネルギー不足や食料不足など、ここはエネルギーも作り出しますけれども、食も作る施設になりますので、エネルギーと食の地産地消のモデルとなって県内に普及していきたい」

施設では、現時点、1時間に49KWhの電力を発電でき、11月から本格稼働するということです。