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県が9月から開始した、普天間基地周辺のPFASによる汚染を調べるボーリング調査の実施場所に、普天間第二小学校を追加するよう、保護者と市民団体が15日、宜野湾市に要請しました。

宜野湾市の教育委員会を訪れたのは、市民団体・宜野湾ちゅら水会のメンバーと保護者で、子どもたちの安全を守るため、県が始めたPFAS汚染を調べるボーリング調査の実施場所に普天間第二小学校を追加するよう求める要請文を手渡しました。

ちゅら水会が8月に小学校内の3つの地点で実施した調査では、アメリカが定める基準値を超えるPFOSが検出されています。要請に対し教育委員会は、市と協議しながら今後の対応を検討すると答えました。

普天間第二小学校保護者与那城千恵美さん「どこまで汚染されているのかという調査をしっかりしてもらって、そのうえで土の入れ替えをするなり、こどもたちが安心して土をさわれるような状態にしてほしい」

ちゅら水会では、沖縄防衛局にも同様の要請を行う方針です。