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感染の急拡大に伴い、沖縄県は園児の登園について緩和する方針を検討していましたがこれまで通りの対応を継続することになりました。

職員の検査体制を拡充するため保育施設に抗原検査キットを事前に配布することが決まりました。

玉城知事「幼児に対して、家族の方が(キットを用いた)検査をすることは難しいということが確認できましたので、従来通りの保育PCR検査を実施しましょうということにしたものです」

保育所で感染者が出た時にクラスの園児を対象に実施している県独自の検査「保育PCR」はこれまで通り継続することになりました。

検討を続けていた「無症状なら結果を待つことなく登園を可能にする」という緩和措置には舵を切らないことになりました。

普段と異なる症状がわずかでもあれば登園を見合わせます。検査を受けた後、5日以内に結果が出て陰性だった時だけ登園が可能で、それまでに結果がでなくても5日間連続で症状がなければ登園が可能です。

また、県は保育施設で働く職員の検査を迅速にできるよう県内すべての保育施設に規模に応じて抗原検査キットを事前に配付します。さらに、感染者が出た施設には検査キットの追加配布も行うということです。