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在りし日の姿を取り戻すための道しるべになり得る貴重な資料の数々が県に寄贈されたことを受け、資料を保管していた石川県出身の彫刻家「今英男さん」の遺族に感謝状が贈られました。

県立博物館・美術館で行われた3月6日の贈呈式では、沖縄戦で破壊された首里城を再建するいわゆる「平成の復元」に携わった石川県出身の彫刻家今英男さんの妻・良子さんに玉城知事が感謝状を手渡しました。

正殿の彫刻などを担当した今は亡き今英男さんが当時の資料を保管していたことがわかったため、首里城正殿の顔ともいえる「唐波風妻飾」の原寸大の下絵や木型、試作品など67点が妻の良子さんを通じて県に寄贈されていて3月6日まで県立博物館・美術館で資料の展示会が開かれていました。

今良子さん「また新しい方が彫られると思いますので、お役に立てていただければと思って寄贈いたしました」

玉城知事は「資料は首里城復興に貢献する大変、貴重な資料で今英男さんの彫刻品を蘇らせるべく全力で取り組んでいく」と感謝しました。

県文化協会賞 沖縄市長表敬