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知事は再流行の懸念が高まっていると強い危機感を示し、対策強化を呼びかけました。玉城知事は会見を開き、ワクチンの3回目接種やPCR検査の体制強化に乗り出すことを明らかにしました。

玉城知事は「重症化するリスクの高い高齢者への対策、感染するリスクの高い子どもたちへの対策、そしてワクチン接種の加速などに取り組みつつ県民の皆さんと一丸となって感染の再拡大を防止する期間としてまいります」と述べました。

県内のワクチン接種を推進するため、本島3カ所に設置されている県の広域接種センターで接種券がなくても3回目の追加接種を受けることが可能になります。予約の受け付けはあすから始まり、2回目の接種から6カ月以上過ぎた人が対象です。

「企業・団体」の枠と「個人」の枠とで予約の方法が異なっていて、接種券を持っていない「個人」は電話のみの受付となっています。

また、学校や保育園など10代以下の感染が多いことから、流行の広がりを素早く把握するため県はこれまで濃厚接触者までに狭めていた「学校PCR検査」の対象を「感染者が出たクラスの全員」にまで範囲を戻します。

玉城知事は「ここで急拡大することになると急ブレーキを踏まないといけないという状況も想定しなければいけない」と述べました。また知事は、卒業式などが行われる2021年度末に向け改めて感染対策の徹底を呼びかけました。

知事 PCR拡充と券なしで3回目接種可能と発表