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新型コロナの急速な感染拡大を受け、県医師会は会議を開き、あらためて感染予防対策の徹底を訴えました。

県医師会は7日夜、コロナ対策にかかわる関係病院長らと会議を開きました。その中で、県内で300人以上の医療従事者が新型コロナに感染、または濃厚接触者となって出勤できないでいる状況、感染率は高いものの症状が軽いケースの多いオミクロン株の特性にあった病床確保など、情報の共有を行いました。

会議後、会見を開いた安里哲好会長は県に対して、無症状者や濃厚接触者を対象に、看護師の対応がいらない生活支援のための隔離施設を要望したと述べました。

また、県内の複数の医療機関では通常の診療や救急患者の受け入れを制限するほどのひっ迫状況があると報告。県医師会として、感染拡大のピークが見通せないとした上で、このままの状態が続けば1日4000人の感染者が出る可能性もあるとの認識を示し、改めて県民へマスクの着用など基本的な感染対策の徹底を呼びかけました。

感染急拡大受け 県医師会が関係病院などと会議