2021年8月、県が辺野古のサンゴの特別採捕許可を取り消したことについて、国は28日、この処分を取り消す裁決を行いました。

辺野古のサンゴ移植をめぐってはこの件について争った国との裁判で県の敗訴が決まったことで、県は7月、移植は夏の時期など高い海水温や台風でサンゴに負担がかかる時期を避けるよう条件を付けて、サンゴの特別採捕を許可しました。

これを受け沖縄防衛局は翌日にサンゴの移植を開始しましたが、県は、条件が守られていないとして特別採捕許可を取り消していました。

この県の取り消しを沖縄防衛局は不服として、農林水産大臣に対し審査請求を行っていたところ、大臣は28日、この県の取り消しは違法だとして移植中の地区の採捕許可を取り消した県の処分を取り消し、移植が完了している地区の審査請求を却下する裁決を行いました。

この裁決に対し玉城知事は「科学的根拠に基づいて丁寧に説明してきたが、農林水産大臣が特別採捕許可の取消を取り消す旨の裁決を行ったことは誠に残念」とコメントしています。

県のサンゴ採捕許可取り消しを国が取り消し