※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

県は17日、県内で初めて新型コロナウイルスのオミクロン株が確認されたことを発表しました。

玉城知事「キャンプ・ハンセン勤務の米軍基地従業員で、うるま市在住50代男性のウイルスがオミクロン株だったことが判明しました」

県内では17日、新型コロナウイルスの感染力が高いとされている変異株「オミクロン株」が初めて確認されています。感染したのは、キャンプハンセンで働く日本人の50代男性で、ワクチン接種は済ませており、海外への渡航歴はありませんでした。

14日に陽性となり、ゲノム解析を行った結果、17日にオミクロン株だと判明したということです。濃厚接触者は、家族や同僚など10人ほどいて、現在検査を受けています。

さらに、キャンプ・ハンセンで働く50代女性とその接触者の60代男性も新型コロナに感染していて、県がオミクロン株かどうかを調査しています。

また、キャンプ・ハンセンでは今月初旬にアメリカ本国から派遣された海兵隊員99人が感染するクラスターが発生していました。隊員の移動は基地の間で直接行われ、民間空港は使用していないということです。

県はキャンプ・ハンセン関係者が基地の外に出ることを禁止するよう要請しています。アメリカ軍側は今後も陽性者の隔離体制を徹底し、必要があれば変異株かどうか検査するとしています。

県はきょうとあす、キャンプ・ハンセンで働く656人や接触者を対象に無料のPCR検査を行う方針です。

県内でオミクロン株を初確認 キャンプハンセンでは99人のクラスター