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過重な労働が原因で死亡するいわゆる「過労死」について考えるシンポジウムが12月8日に那覇市で開かれました。

神奈川過労死等を考える家族の会工藤祥子代表「過労死遺族の経験からいつも命より大切な仕事などないという話をいつもしています」

12月8日に那覇市で行われた過労死を考えるシンポジウムに登壇した工藤祥子さんは2007年に神奈川県内の中学校で教師として働く夫を過労による「くも膜下出血」で失ったという過去があります。

「しっかりと原因を分析して過労死する人が増えないような体制の構築が必要だ」と工藤さんは訴えました。

神奈川過労死等を考える家族の会工藤祥子代表「仕事で命を失うということはこれからの社会にとっても大きな損失です」

沖縄労働局によりますと2020年度、県内では「過労死ライン」とされる月80時間以上の時間外労働や休日出勤が30の事業所で確認されていてそのほとんどの事業所で100時間を超えていたということです。

  過労死を考えるシンポジウム「仕事で命を失うのは社会の損失」