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五輪銅メダル屋比久選手と知事がオンライン対談 表彰も検討

東京オリンピックのレスリングで銅メダルを獲得した名護市出身の屋比久翔平選手がオンラインで玉城知事と対談しました。

国内外の大会で結果を残し初めてのオリンピック出場をつかみ取った屋比久翔平選手。グレコローマン77kg級3位決定戦で強い気持ちと見事な技を見せてくれました。夢の舞台で獲得した銅メダルは、オリンピック夏冬を通じて県勢で初めて獲得した個人競技でのメダルとなりました。

屋比久翔平選手「沖縄で頑張っている高校生や中学生、子どもたちに夢を大きく与えられたのではないかと思う」

13日午後4時から県庁で行われた玉城知事とのオンライン対談で屋比久選手は改めてメダル獲得の感想を語りました。

屋比久翔平選手「僕が試合に出るまでの各競技で、県勢がなかなかメダルが取れていない状況があったので、すごく僕も自分自身ではないが悔しい気持ちがあって何としてでもメダルを取ってやるという気持ちで試合に挑んだ」

玉城知事「いや本当にスカッとした試合だった、戦っている方は大変だったと思うが銅メダル以上の銅メダルだと私は思っている、本当に格好良かった」

この対談に先立って玉城知事は会見で県勢メダリストへの表彰を検討していることを明らかにしました。「これまで6人の個人・団体に県民栄誉賞を授与しており、オリンピックで特に顕著な活躍をされた選手の授与に向けて現在検討を進めている」

また知事は。オリンピックとこれから開催されるパラリンピックに出場する全ての県勢選手を称える別枠の表彰についても県の担当部署に検討を指示していると話しました。