※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
 

8月24日に開幕する東京パラリンピックに向けて12日全国で聖火の種火を灯すセレモニーが始まりました。県内でも各地で採火式が行われています。

与那原町では創業およそ70年の赤瓦工場が会場となり窯に点火するバーナーで聖火のランタンに火が灯されました。ランタンを持つ採火者は喜屋武久信さんが務めました喜屋武さんはパラリンピックに出場する上与那原寛和選手喜納翼選手にもエールを送りました。

喜屋武久信さんは「(パラリンピックで)頑張って欲しい。2人のことは良く分かる」と話していました。

また関係者はビデオメッセージで「与那原町からパラリンピックに向けて瓦(変わら)ぬ愛を!」と呼びかけました。

また那覇市では壺屋の国指定重要文化財「新垣家住宅」の登り窯で採火式が行われました。那覇市の採火者は「ボッチャ」の選手として国内外で活躍する金城歩未さんです。東京パラリンピックへの出場は惜しくもなりませんでしたがボッチャの普及や指導にも取り組んでいます。

金城歩未さんは「パラリンピックが成功するように選手を応援したいと思った」と話しています。

県内での採火式は14日まで県内14市町で行われます。各地の聖火は14日夕方に県庁前広場に集められ一つになったあと東京に向けて出発します。

  パラリンピックに向け県内でも採火式