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具商凱旋&プロ野球開幕 宮城大弥快投

県勢としては6年ぶりの舞台で躍動した具志川商業ナイン。その目は既に夏を見ています。また、そんな沖縄球児の先輩たちも活躍しています。

那覇空港で家族などに出迎えられた具志川商業ナイン。甲子園初勝利、そして2回戦では九州大会で完封負けした福岡大大濠を相手に延長11回の大接戦を演じ、必死に食らいつく堂々とした試合運びで沖縄に元気をくれました!

具志川商業新川俊介選手「この大きな経験を大きな成長にして今回は2回戦で負けてしまったんですけど夏(甲子園に)戻って優勝目指して頑張りたいです」

具志川商業粟國陸斗主将「自分たちができなかったこと忘れたものをもう一回甲子園に戻って今度こそ勝ってベスト4以上を目指してやっていくので夏は沖縄のてっぺんを取りにいきます」

もう既に夏を見据えた戦いが始まっています。

そんな沖縄球児の先輩たちが先週金曜日に開幕したプロ野球の舞台で躍動しています。27日、オリックスの開幕2戦目の先発を任されたのは興南高校出身のプロ2年目・宮城大弥。1回ウラ、いきなりのピンチで対するはプロ8年目となる山川穂高。

ここは山川が先輩の貫禄を見せ、西武が先制します。しかし宮城はここから圧巻の投球を見せます。山川との2回目の勝負では…

タイミングを外す変化球で三振を奪うなど1回の1点以降、西武打線を寄せ付けません。それでも終盤7回、ヒットに味方のエラーも絡み1アウト満塁のピンチを迎えます。ここで打席には、西武で開幕1軍を勝ち取ったルーキー石川高校出身のブランドン。

最大のピンチも冷静な投球を見せた宮城がこの回を最少失点に抑え、チームに今季初勝利をもたらしました。

宮城大弥選手「きのう(第1戦)負けてしまったのできょうは絶対勝つと思いながら練習していました。とても緊張したんですけど思った以上に自分のピッチングができたのでよかったです」

なお、開幕カードで10代の先発投手が勝利するのは球団史上64年ぶりのことで、快挙達成の好スタートとなりました。