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緊急事態宣言が始まって2月10日で3週間、依然、予断を許さない状況が続いています。

2月11日から飛び石連休や旧正月が控えていて、交流する機会が増えることが予想されます。そのため玉城知事が「感染収束の流れを確実にするため引き続き、不要不急の外出は控え、会食の際はマスクの着用、同居家族以外との会食は控えるように」と予防策を徹底するよう呼びかけました。

県内では2月10日、新たに那覇市に住む60代の男性1人の死亡と、10代から90代の男女あわせて27人の感染が確認されました。さらに事業者や家庭内など3カ所でクラスターが起きたこともわかっています。

旧正月前に対策徹底呼びかけ 1人死亡27人感染

県内の感染状況などをまとめて見ていきます。

新規感染者は27人、累計は7928人と8000人に迫ってきました。直近一週間の人口10万人あたりの新規感染者は16.75人です。そして入院患者数はきのうより3人増えて321人。重症は3人、中等症は164人です。

療養中の方はきのうより9人減って158人、入院調整中の方はきのうより16人減って33人です。亡くなった方は1人増えて95人、そして重症者用の病床占有率は30%のままとなっています。

そしてきのうの各地の人出を見ていきましょう。ソフトバンクの子会社・アグープのデータをもとにQABがまとめたところ、那覇空港駅では緊急事態宣言前と前日に比べて人出が減っていたものの、県庁前駅と国際通りでは人出が増えていました。

2月12日は旧正月、さらには飛び石連休も控えています。引き続きしっかり対策していきましょう。