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相次ぐ台風で2週間ぶりの出港となりました。生活物資を乗せたフェリーが南北大東島に向け、那覇を出発しました。

那覇と南北大東島を結ぶフェリーは週1回程度運航していて、生活物資などを運んでいますが、相次ぐ台風の影響で欠航が続き、島では生活物資の不足などが懸念されていました。

9月8日、那覇新港では生活物資を入れたコンテナなどがフェリーに積みこまれ、出港に向けた準備が進められていました。そして、午後5時にフェリーは12日ぶりに大東島地方へ出港。南北大東島には9月9日に到着します。

サトウキビ被害が深刻です。台風10号によって根元から倒されるなど北大東島では9500万円、南大東島ではおよそ3億5000万円とあわせて4億4500万円の被害額が見込まれています。1回の台風での被害額としては非常に大きく、特に南大東村では生育状態がよく、過去最高の収穫量が見込まれていました。

南北大東島へのフェリー 12日ぶりに出港