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これまでに届いたマスクは400万枚。マスク不足の中、県内にマスクを供給するために奔走する中国人男性の活動を取材しました。

八重瀬町にある寺に届いた段ボール箱。2万枚のマスクです。このマスクを中国から輸入販売しているのは、20年ほど前に来県し、その後、県内で貿易業を営む方徳輝さんです。

これまでに600万枚を輸入し、そのうち400万枚が県内の家庭や医療機関などに届けられています。

ビンコウHD・方徳輝代表取締役「皆様困っているということで、何等か応えてあげないといけないということもありまして、我々が中国の調達のルートがあるということで、引っ張ってくるきっかけになりました」

マスクによる沖縄と中国との懸け橋の物語はことし2月、マスク不足となっていた中国に、方さんたちがマスクなど医療具を贈ったことに対し、逆に県内がマスク不足になっていた3月、今度は中国からそのお礼にと届いたマスク1万枚を県などに寄贈した事がきっかけでした。

方さんたちは今後もマスクを輸入し、必要な場所に届けていきたいとしています。