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玉城知事は17日、辺野古新基地建設が進む大浦湾内でジュゴンの鳴き声と思われる音声を国が確認したにも関らず、工事を進めるのは配慮を欠く行為だとして、工事停止などを求める文書を国に送ったことを明らかにしました。

4月10日に開かれた辺野古の環境監視等委員会で、建設工事が進む大浦湾の区域内で1年以上ぶりにジュゴンの鳴き声と思われる音声が複数回にわたり録音されていたことが報告されています。

玉城知事は17日の会見で、鳴き声が確認された後も工事を進めるのは絶滅が危惧されているジュゴンへの配慮を欠く行為だとして、ジュゴンの再調査を改めて求める文書を沖縄防衛局に送ったことを明らかにしました。

また県は、国がまとめたジュゴンへの影響評価は不十分であるとして、県と関係機関との協議が終了するまでの間、工事を再開しないよう求めています。

知事ジュゴンの再調査と工事の停止求める