おととい安倍総理が発令した緊急事態宣言を受けて、国や県が渡航自粛を呼び掛けています。これにより運休が決まった空の便は合わせて1500便。空港や港の今を取材しました。

沖縄の空の玄関口・那覇空港。到着ロビーにはきょう新型コロナの感染拡大を水際で防ごうと利用客の体温を測定するサーモグラフィが設置されました。

県企画部交通政策課・大嶺寛副参事「沖縄県においても、特に、離島、島嶼県ですので(サーモグラフィを)設置することで、感染の防止につながっていければと考えております」

県では体温が37.5度以上になっている利用客に対して保健所の連絡先が記載されたチラシを手渡すとともに、体調に不安を感じている人は保健所に相談するよう協力を呼びかけることにしています。ただこれは、あくまでも協力依頼で隔離などを強制するものではないということです。

利用客30代男性「だいぶ東京のほうも(不要不急の外出)いわれてましたけど」「仕事になってくるとテレワークというわけにもいかないですし」「いろいろ相談した結果とりあえずは飛ぼうということでこさせてもらいました」

このサーモグラフィはきょうから6月末まで設置され今後は離島の空港にも設置される予定です。

玉城知事「国の緊急事態宣言において対象地域に指定された7都道府県を含め、県外からの本県への旅行などを含む渡航につきまして、緊急事態宣言が発令されている間自粛していただくようお願いいたします」

渡航自粛の波紋 航空便運休相次ぐ

一方、安倍総理の緊急事態宣言を受けて、政府や県が求めている渡航自粛要請。これを受け、各航空会社は、国内外の路線のおよそ8割を運休することにしています。このうち日本航空では、東京や大阪・伊丹など緊急事態宣言の対象にある2つの空港と沖縄を結ぶ146便の運休を決めました。また全日空では、成田や関西などを発着する131便と那覇と石垣を結ぶ60便の運休を決めています。

このほかスカイマークは193便が日本トランスオーシャン航空は本土便離島便合わせて354便が運休となっているほか、ピーチアビエーションは来月31日まで624便が運休することになっています。

FMいしがきサンサンラジオAsahi Naoさん「3密、密閉されている状態、密集・密接といった三つの密を避けるように」島民や観光客に向け、手洗いや咳エチケットなどを呼びかける石垣島のコニュニティーラジオ。

また宮古島市や石垣島市など14の市町村が島に来ないよう自粛を呼びかけている中、石垣島を発着する海の便はきょうから一部運休が決まっていて竹富島や小浜島を結ぶ船便が通常13便のところ4便になるなど減らされています。

渡航自粛の波紋 航空便運休相次ぐ

石垣港離島ターミナルは事前にわかっていたのか人の姿はまばらでした。本島から離島への船便については生活物資の運搬などのため減便や運休はしていないということです。